仕事と育児の両方を選んだ私の話②

こんにちは。
現在2人目妊娠中、フリーランス翻訳者と派遣社員の兼業ワーママamelieです。
仕事に育児に家事にとドタバタながらも、楽しい毎日を送っています。

世の多くのワーママさんと同じように、私も今の状況に落ち着くまではたくさん悩み、苦労も絶えませんでした。

私の体験談が皆さんの参考になるかは分かりませんが、私自身、先輩ママたちの話を聞いたり、ブログを読んだりして何度も励まされてきたということもあって、産後の仕事との向き合い方や、どのような経緯で仕事復帰に至ったのかをこのブログに書いてみることにしました。

前もってお伝えしておくと、この記事はワーママやフリーランスのお仕事を取り立ててオススメする内容ではありません。

でも、これからワーママになる予定の方、現在ワーママの方、仕事復帰を悩まれている方に、「あぁ、こんな人もいるんだな」「こんな方法もあるんだな」と、前向きな気持ちになってもらえたら嬉しいなと思っています。

※こちらの記事は①からの続きになります。
①はコチラからどうぞ^ ^→仕事と育児の両方を選んだ私の話②

やはり、保活をすべきだろうか。思案にくれた生後3か月。

ありがたいことに、生後3か月頃の息子はあまり手がかからない子でした。

授乳をすればすぐにスヤスヤ眠ってくれますし、睡眠の間隔も比較的定まっていたので、私も育児以外のことをアレコレ考える時間を持てたのだと思います。

しかし、それでも家事育児をしていると毎日はあっという間。

我が子とじっくり向き合って過ごす時間は、大変だけど何にも変え難いものです。

このまま専業主婦として家族の笑顔のために家を守って過ごす人生もきっと幸せだろうな、とも思いました。

しかし一方で、仕事の打診が来てはお断りする日々。

フリーランスに産休や育休はないので、仕事を受けなければ当然のごとく無収入になります。

何より、新米自営業者としての私は、いつクライアントさんから忘れ去られるとも分からない恐怖に押し潰されそうになっていました。

このまま翻訳者として芽が出ないまま廃業することになってしまったら…?

出産育児でブランクのある私を、正社員で雇ってくれる企業などあるのだろうか…?

そんなことになったら、将来の子供の学費は…?

激務の夫が万が一にでも体を壊してしまったら…?

息子の寝かしつけが終わった後の暗い部屋で、そんなことをグルグルと考えていたのをよく覚えています。

もっと楽観的でいられたら、どんなに良かったことでしょう。

しかしこのときの私は、考える時間があり過ぎたせいか、自分の状況を「背水の陣」としか思えなくなっていました。

「やっぱり息子を保育園に入れるしかないのだろうか。」

そんな考えが頭をもたげました。

世の中には、産後早々に会社復帰せざるを得ず、低月齢の我が子を保育園に預ける決断をされる方も少なくないと思います。それぞれのご家庭の事情もあるでしょう。

しかし私の場合は、あえてフリーランスという、時間に融通のききそうな仕事を選んだのです。それなのに、こんなにも早く子供を預けなければならないなんて、本末転倒もいいところ。

たとえ仕事を再開するにしても、「息子との時間を第一に」というスタンスを曲げるつもりは一切ありませんでした。

とは言え、やはり翻訳の仕事をするのであれば、ある程度まとまった時間が必要です。(いや、翻訳に限らず、どんな仕事でもそうですね)

こうして私は、モヤモヤしながらも保育園に関する情報収集を始めたのでした。

フリーランスで保育園は不利?

手始めにインターネットで情報収集を行うことにしました。

職業柄、やや特殊な状況での保活。フリーランスの先輩ママたちのブログなどで保活体験談を読み漁ったり、「フリーランス 保活」「自営業 保育園」「自営業 保活 点数」など、思いつく限りのキーワードをひたすら検索していました。

しかし、目につくのはマイナスの情報ばかり。

地域によっては、会社員であるという証明や自営業者としてのある程度の実績が証明できないと、共働きのご家庭と同じような点数がもらえず、認可園の入園は絶望的!との情報もチラホラ見受けられました。

かといって、我が家には認可外に通わせるほどの余裕はありません。

駆け出しのフリーランスで仕事の実績もほとんど提示できない私が、認可保育園入園の決め手となる点数を稼げる可能性はかなり低いと思われました。(※)

かくして我が家の保活は、出だしから八方塞がりになってしまったのです。

※のちに、これは私の情報収集不足だったことが判明。息子は1歳から無事に近所の保育園に入ることができています。その辺の経緯についても、後々記事にできればと思います。

仕事と育児。私がどちらか一つだけを選ぶことができなかった理由

保活戦争を勝ち抜く自信が全く持てず、早々に情報収集を諦めてしまった私。

しかし何より保活を頑張る決心がつかなかったのは、

「できる限り、可愛い息子と一緒に過ごしたい」

という強い思いがあったからでした。

自分は何のためにフリーランスになったのか、自分が今一番大切にしたいことは何なのかを、繰り返し繰り返し考えました。

しかしどんなに考えてみても、仕事と育児を天秤にかけることはできません。

「子供が大事に決まってるだろう」と言われれば、もちろんその通りです。
子供より大事なものはありません。

でも、なぜ自分はそこまで悩むのか。理由は明確でした。

実は、私自身が自営業者の家庭で育った子供だったのです。

私が幼い頃から、両親は会社の経営で毎日とても忙しくしていました。

祖父母の元に預けられることも多々ありましたが、当時は祖父母も別に会社を経営しており、そんなにしょっちゅうは小さな子供の面倒を見られない状況でした。

また、近所に保育園もありましたが、会社を立ち上げたばかりの両親の忙しさは尋常ではなく、帰宅が深夜になることも多かったため、保育園の預かり時間内にお迎えに来ることは不可能だったのだと思います。

そんなわけで、私と、2つ年の離れた妹は、本当に小さな頃から自宅で保母さん(今でいうベビーシッターさんのような方)に面倒を見てもらっていました。

さらに小学生になる頃には、両親の海外出張の頻度が飛躍的に増え、その時には保母さんのご自宅に泊めていただくこともありました。

当然、寂しい思いをしたことは一度や二度ではありません。

ただ幼心に、「父も母も頑張ってくれているのだからワガママを言っちゃダメだ!」という思いがあり、布団の中で声を殺して泣いたこともありました。

今思うと、妹がいる手前、自分は姉だから弱音を吐いてはいけないという変なプライドがあったのだと思います。笑

しかし、私が感じていたのは寂しさだけではありませんでした。

両親はどんなに忙しくても、一緒に過ごせる時には精一杯の愛情を注いでくれました。休みが取れると色々なところに連れて行ってくれましたし、両親との楽しい思い出はたくさんあります。(今でも、他人がびっくりするほど仲のいい家族です!)

何より、仕事を一生懸命頑張る両親の背中を見て、純粋に「かっこいいな」と自慢に思う気持ちはとても強かったように思います。

私はいつしか、自分らしく生き生きと働く母を誇りに思い、自分もそんな大人になりたいと考えるようになりました。

そんな背景があって、自らが大人になり、母になった今、大切な子供との時間と仕事のどちらか一つを選ぶことはできなかったのです。

「仕事も育児も」なんて欲張りな考えかもしれないけれど、きっと両立する方法はあるはず。

やっと自分の気持ちに向き合えたことで、保活だけに固執していた私の視野は段々と広がっていくことになりました。

<③に続く(後日更新予定)>

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