仕事と育児の両方を選んだ私の話①

ワーママつれづれ

こんにちは!カフェと同じく仕事も大好き、2人目妊娠中のワーママamelieです。

私は現在、在宅の翻訳者と派遣社員の兼業をしています。

もとは比較的名の知れた企業で正社員として我武者羅に働いていました。

しかし、「翻訳」というものに出会い、また多忙を極める夫との結婚が決まって一大決心。

在宅フリーランス翻訳者と、派遣社員の兼業生活へと大幅にシフトチェンジしました。

(翻訳者になるまでの経緯などは語り出すと長くなるので、詳しいお話はまた別の機会に書きたいと思います。)

かくしてフリーランスデビューした私ですが、時を同じくして第1子の妊娠が発覚。

思い返してみれば、この時こそが私の波乱の(?)ワーママ生活の幕明けだったのだと思います。

結論から言いますと、私は今の生活に大変満足しています。

私と同じように、育児と仕事を両立したいと思われる方はたくさんいらっしゃると思います。

そんな風に少しでも考えておられる方は、自分の決断にぜひ自信を持ってもらいたいです。

今の世の中、待機児童問題や核家族化で実家の手を借りられないなど、確かに問題は山積みです。

行政側の制度が整いきっておらず、辛い思いをされている方もたくさんいらっしゃると思います。

でも、私のように、細く長くでもワーキングマザーを続けている人も数多くいるのも事実。

現状に不満を抱くことはいくらでもできますが、仕方のないことは仕方ない。

何か前に進む方法を探すのみです。

当然のことながら、育児をしながら働くのはラクなことばかりではありません。

私も悩みながら、時に涙しながら、それでも何とかやってきました。

先ほど、今の生活に満足していると書きましたが、それでもなお、家族と自分にとってより良い方法を模索しているところです。

「ワーママつれづれ」では、私が産後から現在に至るまでどのように仕事に向き合ってきたか、また、紆余曲折を経て、どのように育児と仕事の両立に至ったかを記録していきたいと思っています。

私のケースは特殊かもしれませんし、皆さんに100%参考になる情報ではないかもしれません。

取り立ててワーママをオススメするわけでもないですし、胸を張ってフリーランスに転身することをオススメするわけでもありません。

でも、これからワーママになろうと考えている方、産後の仕事復帰を悩まれているプレママやママたちにとって、少しでも励みになれたらと思います。

このブログの基本は、のんびりカフェタイムを楽しみたいママ(もちろんパパでも!)と情報をシェアしたく書いていますので、例えばお子さんのお昼寝タイムや、産休で少しのんびりする時間ができた時などに、ともに奮闘する「同志」のような気持ちで、気楽に読んでいただけたら嬉しいです。

産前は、すぐ仕事に復帰するつもりはなかった

産前は幸いにも体調が良かったため、派遣の仕事は里帰り直前まで続けさせていただいたのち退職しました。

そして里帰り後、予定日の3週間前までは、翻訳の仕事に専念していました。

今思えば、ど田舎にある実家での妊婦生活は、有り余るほど時間があったし、自分のやりたい事だけできる、本当に貴重なひとときだったと思います。

この頃の私は、産後の仕事のことなど、ほぼ考えていないに等しい状態でした。

「せっかくフリーランスという道を選んだわけだし、仕事は子供が多少大きくなってからでもいいや。」

心からそう思っていましたし、周りにもそう公言していました。

私の決意を変えた出来事

ついに、待ちに待った第1子が誕生。

産後3か月頃までは、子供のいる生活というものに慣れるのに必死な毎日でした。

当然ながら、仕事のことなどこれっぽっちも頭をかすめることはありません。

ところがそんなある日、翻訳のクライアントさんから仕事の打診メールが届きました。

打診内容は、私が翻訳者になったらいつか絶対に訳してみたいと思っていた大きな案件。

デビューして1年足らずの「超」のつく新人にやすやすと回ってくるような案件ではありません。

聞けば、普段担当されているベテラン翻訳者さんのスケジュールがいっぱいで、なんとか期日までに仕上げてくれる若手を探しているとのこと。

この一世一代、奇跡の大チャンスを逃すわけにはいきません。

心臓がバクバクと高鳴るのを感じながら、喜び勇んで「ぜひやらせてください!」とメールを返信しようとして、ハッとしました。

振り返ると、授乳が済んで満たされた顔をしてスヤスヤと眠る息子の姿。

この状況で、翻訳ができるわけがない。

我に返った私は、クライアントさんに丁寧にお断りの連絡を入れたのでした。

さらに、3か月目のある日、通帳に記帳をしていて、はたと気づきました。

「そうか…今月から私、無収入だ」

翻訳業では、クライアントさん側の締め日によって翻訳料の振込日が翌々月以降になることもあります。

産後すぐはお金を使うこともあまりなかったため気にならなかったのですが、息子が3か月になり、少しずつ外に出かけるようになり始めてから段々と必要な物ややりたい事が増えてきて、急にお金のことを意識するようになりました。

もちろん、夫の収入だけでも生活はできます。しかし、我が家は折しもローンを組んでマンションを購入したばかり。

子供のための貯金もしていきたいし、このままギリギリのお金で生活していて、もし何かあったら…と考えると、居ても立っても居られなくなってきました。

仕事を休むも頑張るも自分次第。

それがフリーランスの最大のメリットでもあり、デメリットでもあることに、私はその時やっと気づかされたのでした。

まずは、自分のキャリア面でのデメリット。

仕事の打診を断り続けるような「超」新人翻訳者はクライアントさん側からしたら使い物になりませんし、私より優秀でスケジュールの自由がきく翻訳者さんは他にも大勢いらっしゃいます。

つまり、私1人を切ったところで、クライアントさんは痛くも痒くもないわけです。

また、先に書いたように、喉から手が出そうなほどに挑戦してみたい案件が自分ではない他の誰かの手に回ってしまうことも、今後翻訳一本で生計を立てたいと望んでいる私としては、悔しくて悔しくて仕方ありませんでした。

そして、金銭面でのデメリット。

フリーランスには産休も育休もありません。つまり、仕事を再開しなければいつまでも無収入になってしまいます。

この時ほど、どんなにキツくても正社員として働いておけばよかったと後悔したことはありません。

何だかんだで、これまで私は会社に守られていたのだなと痛感しました。

こうして初めて、家族の将来と自分自身のこれからを真剣に考えなくてはと思うようになったのです。

「在宅なら、家で子供を見ながら仕事できるでしょ。」それは大きな間違いだった。

在宅で翻訳者をやっていると話すと、

「在宅なら、家で子供を見ながら仕事ができていいね」

と言われることが多々あります。実際に私も出産前はそう思っていました。

しかし、これは大きな勘違いでした。

すでにお子さんを育てていらっしゃる方は分かっていただけると思いますが、子供の動きは予測不可能!

子供が起きている限り、仕事に集中することはほぼ100%ムリです。

さらに、子供の月齢が上がれば上がるほど、仕事はおろか、家事をするのも大変になってきます。

落ちているものを口に入れ、ハイハイで動き回り、ついには椅子によじ登って大人が使っているものをイタズラ…

とてもじゃないけど、テーブルでPCを開いて作業なんてできません。

それに何より、せっかく親子でべったり一緒に過ごせる時期なのに、ママがPC画面ばかり見ているなんて、悲しすぎます。

そう考えると、仕事をするとしたらお昼寝タイムか、夜の寝かしつけが終わった後しかチャンスがありません。

しかし、生後数か月では夜間の授乳や夜泣きもあり、夜ですら集中できません。何より、ママの体力にも限界があります。

育児を甘く見ていたかつての自分を恥ずかしく思うと同時に、息子との時間を大切にしつつ、細く長くでも仕事をしていく方法はないものかと考え始めるようになったのでした。

に続きます。>

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